スタッフ日記

遺言書で、どんなことができる?

  2016/09/04    ここだけの話

皆さんこんにちは。
蝦名事務所スタッフの郡司です。
今日で今週担当の郡司のブログは最終回となりますが、「相続」推しでいきます。

みなさんは「遺言書」を見たり書いたりした経験はあるでしょうか。
職業柄、相続が発生した際に最初に相続人の方に聞くのが「遺言書はありますか」と言うくらい、相続の案件では最重要アイテムになりますので私たちは良く目にしますが、私もプライベートでは、病気になった独り身の親戚が公証役場へ行って公正証書遺言を作成し、これを基に相続をしたという経験が一度あったくらいでしょうか。

さて、「遺言書」は、本人の生前の意思を死後に実現するための1つの方法であり、本人の死後、親族間で発生し得るトラブルを防止する為にも遺言は非常に重要なものとなります。

例えば、とある大富豪の方が1匹の愛犬をかわいがっていて、「遺言書」に「私の全財産をこの犬に相続させる」と残した場合、どうなるでしょう。
当然、遺産を期待していた法定相続人の方たちは驚くでしょうが、現実的には、いくら愛犬であっても日本の法律上ペットは「物」として扱われる為、相続人にはなれず、この「遺言書」は無効になってしまいます。

では、この愛犬を残して天国に行けない大富豪の方はどうすればよいでしょう。
「安心して下さい、いい方法がありますよ!」

それは、「負担付き遺贈」や「遺言信託」という方法です。
実際に愛犬に財産そのものを相続させる訳ではありませんが、それぞれをうまく活用すれば、被相続人の希望に近い形でこの愛犬のために財産を管理してもらう事が可能になります。

愛犬でないにしても、財産を特定の人間に相続させたいケースやダメ息子に相続させたくないケース、「醜い争族」を避けたい場合などは、ぜひ「遺言書」の作成をご相談下さい。
ちなみに法律家の方は「遺言」を「ゆいごん」ではなく「いごん」と読む場合が多く、どちらで読むか観察してみるのも面白いかもしれません。

明日からはプライベートも充実している『リベロのITO』こと伊藤にバトンタッチします。
では、一週間お付き合い頂きまして、どうもありがとうございました。

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