みなさん、こんにちわ。
札幌の税理士・社労士の蝦名です。
今日はまじめな投稿を・・・。
叱れない人が最近増えているそうです。
私もお客様から「社内の人間では叱ることができないので、蝦名さんから社員を叱ってほしい」とお願いされたこともあります。
一昔前の「カミナリ上司」などもはや死語になりつつあり世の中の基準が変わってきているのでしょう。
人事の担当者の方からは「最近の新人は、叱るとすぐにパワハラだ、モラハラだと騒ぎ非常にやりにくい」なんて話もよく伺います。
ですが、今も昔も管理職の人事評価の基準において「きちんと叱れる」は必須の評価項目です。
個人的には「叱れない上司」はかなりの確率で相当「ダメ上司」だと思っています。(社員教育以外の分野も)
部下は叱られないと判断基準があいまいになってしまいます。
また、長期的に見れば人は「ほめられたことはすぐに忘れ、しかられたこと」はよく覚えていますよね。
自分が嫌われるリスクをとらない人のできることなどたかが知れています。
たいてい叱る方は相手の受け止め方やコミュニケーションの本質に踏み込み熟考を必要とします。(単に怒るは別で・・・)
上司の存在意義は組織内で「部下から嫌われないでやりすごす」ことではなく、「成果をあげること」で、それを為さない上司は、無責任というほかないでしょう。
上記、経営者や幹部にとってあたりまえすぎることですが、ふと思ったので書き綴りました。
今週も早いもので明日が最後ですが、それではまた!