皆さんこんにちは。
蝦名事務所の五十嵐です。
本日は年末調整についてお話したいと思います。
毎年やっているけど、年末調整ってなんだっけ?
と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
会社など給与の支払者は、役員又は従業員に対して給与を支払う際に所得税の源泉徴収を行っています。しかし、その年1年間に給与から源泉徴収をした所得税の額は、毎月概算で徴収しているため、その人が本来1年間に納めるべき税額とは一致しません。
そこで、各個人の生活事情に応じた所得税等の控除を反映し、本来1年間に納めるべき税額と一致させるため、会社は控除の申告書類を従業員から回収、再計算を行い、過不足額を調整します。
源泉徴収をした所得税の額が1年間に納めるべき所得税の額より多い場合には、その差額の税額を還付します。
逆に、源泉徴収をした所得税の額が1年間に納めるべき所得税の額より少ない場合には、その差額の税額を徴収します。この手続を年末調整といいます。
年に一回の手続きであり、ご不明点もあるかと思います。
その際は、お気軽にお問合せください。
それでは、また明日。
年末調整について
2017/11/16 ここだけの話