スタッフ日記

文学賞について

  2017/07/06    ここだけの話

皆さん、こんにちは。  

今日は双子の話から離れて、文学賞について書きたいと思います。現在は数多くの文学賞があるかと思いますが、やはり最も有名なのは直木三十五賞と芥川賞でしょう。実はどちらも昭和10年に同時にスタートしているのですが、皆さんはこの二つの文学賞の違いについてはご存知でしょうか?

この二つの賞の大きな違いは対象となる作品が違うということです。芥川賞は各新聞や雑誌に発表された純文学作品のみを対象としています。また、直木賞は各新聞、雑誌あるいは単行本として発表された大衆文芸作品を対象としています。つまり純文学か大衆文学かというのが大きな違いなのですが、これも何が違うのか私もわからなかったので調べてみました。簡単にいうと純文学は大衆小説に対して商業性よりも芸術性や形式に重きを置いている小説を指すようです。代表的な例だと芸人のピース又吉の『火花』が話題となりましたね。直木賞の対象となる大衆小説はというと純文学に対して、芸術性よりも娯楽性や商業性に重きを置いたものを指すようです。最近だと、恩田陸の『蜜蜂と遠雷』が受賞しました。

二つの賞とも当初は新人作家の発掘を目的としていたようですが、現在直木賞は中堅作家の受賞が主となっているようです。大衆小説は多くの人に読まれることを前提としているため、一定以上の作品を作り続ける筆力が重要と考えられたためのようですが、個人的には何か大人の事情もあるような気がします。

ここまで、書いてきたのですが個人的には、芥川作品は心にズシンとくる、直木賞は軽い気持ちで読めて読後感が良いもの多いくらいで捉えています。重要なのは自分が面白いと感じるかどうかということですね。

今日はここまでにしたいと思います。
それではまた明日。

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