逆転人事で組織活性化
2023年11月17日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
書籍の名前は忘れてしまいましたがある著書に「公平な人事を3年続ければ会社は良くなる」と書かれていました。
逆に考えれば「不公平な人事を3年続ければどんな会社もおかしくなる」のではないでしょうか。
そして公平とは何でしょうか。
私が思うに、周りの人が「あの人が課長に昇進したのは当然だ」と思われるなら公平でしょう。
「まだ若くて経験も少ないが、あれだけ実績を上げたんだから、私が抜かれても仕方ない」と思うのも公平でしょう。
当然に逆転人事と公平は矛盾しません。
一つの基準で逆転しても他の様々な基準で妥当であるならばその「逆転人事」は公平だと思います。
例えば、売上200万円の人が300万円の人を抜いて部長に昇格したとします。
300万円の人は「自分さえよければ」という利己的な人で回りが親しみを感じません。
協力してくれた他スタッフにねぎらいの言葉一つかけない。
反対に他スタッフの小さいミスをねちねち追及する。
200万円の人はこの逆で、なおかつリーダーシップがある。
300万の人にとって200万の人に抜かれたことは不満だろうが、まわりの大半の人はこの人事を歓迎します。
とすればこの逆転人事は公平であり、公平であるがゆえに上手くいくでしょう。
こういった逆転人事は会社に新たな風を吹き込みます。
そしてそのシビアな評価が会社への信頼を増大させます。
前例となりやる気がある社員の励みになるでしょう。
組織に活力も出る。
よって積極的に行う方が間違いなく良いでしょう。
トップが公平感覚さえ失わなければ非常に優れた経営手段です。
波風が立つのは仕方ありませんが、それを恐れて大胆な人事が行えないとしたらその方が問題は大きそうです。
しかし人材人員の少ない中小企業にとって危険もたくさん潜んでいます。
逆転人事により組織活性化という目的を達せられず組織崩壊という結果を招かないよう注意も必要でしょう。
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