会社を合議制で運営
2024年6月10日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
社員みんなで自由に意見を言い合える風通しのいい会社をどう思うでしょうか。
仲良く合議制で運営されるなんて理想的な気がしてきます。
しかし、ここ決して勘違いしてはならないことがあります。
社員の合議制で決めていいのは会社の方向性ではなく、現場におけるやり方などの実施面についてです。
中小企業において会社の方向性は社長が示す以外にありません。
そこで社員に意見を求める必要性も意味もまったくありません。
社内事情を無視した厳しい決定を下さないといけないこともあります。
会社の方向性という重要な決定に社員の意見を取り入れるわけにはいきません。
多くの意見を求めれば、平均的な答えになるもの。
うまくいっている会社の多くは平均的ではありません。
ただし、結果や利益に対する結果責任はその全てを社長が負うものです。
社員はそれに対し実施責任を負います。
決められたことを決められた通りに実施しなかったときに責任を問われるべきでしょう。
経営者が示した方向性の中において自由闊達に意見を出し合えることは良いことですが、何の制限もなく社員の思いや理想に任せて運営したら会社はあっという間に潰れてしまいます。
経営コンサルタントの一倉定の言葉にこうあります。
「事業運営は社長のワンマン決定こそ正しい姿勢であり、合議制は社長の責任逃れを美化したものだ。」
これらは時代が変わっても変わらない原理原則だと思います。
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