資金繰りに困ったときの優先順位
2023年4月20日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
資金繰りに困ったとき、支払いをどうするべきでしょうか。
会社の支払先として代表的なものには、従業員の給料、取引先への買掛金、諸経費、税金・社会保険料、銀行融資の返済などがあります。
資金繰りに困ったとき、これらの優先順位をどうするべきか知っておくことは非常に重要なことです。
結論から言うと、
① 給料
② 買掛金
③ 諸経費
④ 税金・社会保険料
⑤ 銀行融資返済
という順番が妥当です。
融資を止められる、急に一括返済を求められるといったイメージからか銀行融資を優先して考えがちな経営者の方も多いですが、第一に優先して支払わなければならないのは従業員への給与です。
従業員が頑張ってこその事業発展なのに、それを後回しにしてしまっては仕事のモチベーションは下がり事業の再生どころではなくなってしまいます。
継続的な仕入れの依頼をしなければならない取引先への支払いも注意が必要です。
事業を継続させ利益を上げていくためには切っても切れないパートナーです。
リスケジュールで銀行返済を遅らせて上記の順で支払いをすべきとなります。
ちなみに税金・社会保険料はしっかりと状況を伝え誠実に対応することで分割払いに応じてくれる場合が多いので若干優先順位が下がります。
しかし延滞金もばかになりませんのでご注意を。
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