消耗品費で洋服代を経費で落とす
2023年4月24日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
「洋服代」は経費になると思っている人も結構いらっしゃいます。
原因としては「特定支出控除」も関係しているかと思います。
特定支出控除はサラリーマンでもいろいろな費用を経費にできるようになったと言われてきましたが、経費にするためには業務に必要であるという証明を会社から得なければならなかったり、経費とするにはかなりの金額が必要であったりとあまり使い勝手の良い制度ではありません。
業務で必要な資格を取るためお金がかかったとき、その費用が経費として認められているケースが散見される程度でしょう。
こういった制度と混同して個人事業主や法人でも洋服やバッグが経費になるという誤解が生じているのかもしれません。
原則的には、洋服はスーツなど仕事で着ることがメインであっても経費としては認められません。
革靴やビジネスバッグであっても同様で消耗品としてでだけでなく他の項目でも該当しないでしょう。
経費として認められない理由は、プライベートでも使いまわしができてしまうからです。
通常、洋服代の経費算入はかなりハードルが高く、芸能人、タレントといった職種でも認められないケースがほとんどです。
例外として過剰な装飾が施されたステージ衣装など明らかにプライベートで使いまわしが不可能なものなどは経費として認められる可能性が高いです。
仕事用としてはっきりとしているもので経費に算入するのであれば必ずプライベートと区別できるよう証拠を用意しておくようにしましょう。
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