税理士制度の成り立ち
2023年4月21日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
一般にあまり知られていませんが、税理士制度の成り立ちについて触れたいと思います。
1951年6月に税理士法が初めて作られました。
実はその前1912年に大阪府の府令で大阪税務代弁者取締規則というものが制定されており、それが税務代理制度の始まりとも考えられています。
当時は日露戦争の好景気で国中が沸いていた時期ですが、その頃は戦費の調達など日本の財政事情から相当重いものでした。
そうした中で、自然発生的に税務代理を業とする者が出現し、どうも不当な報酬を要求するなど問題を起こす者も現れました。
そこで大阪府によって営業許可を警察から受けることや、報酬についても警察の許可を受けることが定められました。
こうして「取り締まり」が必要になりました。
1942年には税務代理士法が施行され、初めて税務代理について独占権をもつ資格が誕生します。
そして戦後申告納税制度が導入され1951年に試験制度、登録制度を取り入れた税理士法が誕生します。
このような背景もあって税理士の使命は、「税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。」と定められています。
興味のある方は参考までに!
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