Aimﾊﾟｰﾄﾅｰｽﾞ総合会計事務所です。

先日、所内の研修を受講した職員から「問題に気づける力を身につけていきたい」という感想をもらいました。

私はそれに対し「気づけるか、気づけないか」が一番重要であるとコメントしたのですが、コメントしながら自分でも改めて振り返るいい機会となりました。

「気づく」とは主として税務・会計において、業務知識と経験、センスから導き出される業務上・経営上のリスクだけではありません。

・相手が何を期待しているか気づく

・相手が気を揉んでいることに気づく

・相手が呑み込んでいることに気づく

・その状況、間に気づく　　　他

なども非常に重要であると考えます。

二択であればこちらの方が重要といっても過言ではありません。

一言でいえば「コミュニケーション力」でくくれそうですが、我々の業務では不可欠な能力です。

上記のセンスがある方は業務知識、経験を積むことで実務能力において、めまぐるしく成長していきます。

私が思うに、この「センス」は決して先天的なものなどではなく、今までの人生において

・どれだけ責任をおってきたか

・どれだけ問題から逃げなかったか

・どれだけ失敗し叱責され考えたか

・どれだけ自分と対話してきたか　　他

など、これらも「人間力」でひとくくりにできそうですが、この辺の差だと思います。

企業経営者は、経営の中で否応にも上記を身につけなければ生き残れません。

いや、身につけても生き残れる保証は一切ありません。

こういった経営者を取り巻く状況も理解して（気づいて）ご支援していきたいと考えています。

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