評論家の特徴
2023年9月27日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
会社組織において、「評論家」ではなく自分が「ラストマン」として当事者意識をもって活躍してもらいたい。
企業の経営者が社員に求める事項でよく耳にすることです。
ラストマンとは最後に責任を引き受ける人物で、どんな結果になったとしても物事に関わり続けます。
一方、その資質がない人物には大きく3つのタイプがあります。
①最初から関わらずに逃げる人
②一度は引き受けたのに途中で投げ出す人
③自分はできないのに口だけ出す評論家タイプの人
なにかのプロジェクトなどでリーダーに任命されたときに「私にはできません。時期尚早です。」と拒むような人が①です。
これは最初からラストマンになることを放棄しているタイプで毒にはなりませんが薬にもなりません。
②は引き受けるところまではいいですが、途中で役目を放棄してしまいます。
現場に指示を出さず、部下が何かを尋ねても「さあ、上の意向だから」で済ませ作業を部下に押し付け自分は何もしない。
意外とこういうタイプはどこの組織にもいると思います。
本人はうまく立ち回っているつもりでもしっかりと上層部は見抜いており「引き受けてあいつは結局逃げたんだな」と思われます。
その後の評価は①より下がります。これをやってしまうと上司にも責任が及んでしまう、やっかいなタイプです。
発言は立派だけど自分では決して行動を起こさないタイプが③です。
陰で「うちの会社はもっとこうすればいいのに」と不満をブツブツ言っている人、こういうタイプも組織によくいるでしょう。
評論家になってしまっていないか、気をつけなければいけません。
格闘技、スポーツ、政治、経済の評論家はあたかも自分ならできるような口ぶりで立派なことを言い、政治家や官僚を批判していますが、もし自分が実践する立場になったら10%も実行できないのではないでしょうか。
専門的知識があり、分析力があっても自分で実行しないのでは無意味です。
さらに酷い評論家タイプは、すべてが終わってから「あのときはこうすべきだった」、「こうすればうまくいったのに」と言うタイプです。
自分では一切行動を起こしていないのに、行動を起こした人を批判する人です。
こういうタイプも組織の中では「難しい仕事はムリだな」と評価されています。
周りは意外とよく見ているものですし、上層部までもそういった情報は伝わっているものです。
そう考えると、やはり真っ当に努力をする人が正当な評価を受けるように世の中はなっているのでしょう。
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