経営者の思い込み
2023年10月30日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
企業を経営しているといろいろな問題が起こります。
特に企業法務においては、経営者の常識が通じないこともしばしばあります。
労使問題、対行政との問題、取引先との問題や利害関係者との調整など問題の種別を挙げればきりがないでしょう。
しかし、問題解決に向けて共通しているセオリーは、
トラブルの内容、端緒、契機をきちんと発見分析し、早期に解決すべき時は放置せずに迅速に対応する。
しかし、問題の早期解決も安易な妥協は将来に火種を残し、問題を潜在化させるだけのケースもあります。
徹底して争うべきときは拙速に安易な妥協をせずに対応していかなければなりません。
法律制度の動きと、それらと実務のすり合わせに常時アンテナを張っていることも必要です。
気になることがあれば早い段階から案件の具体的な問題を分析し、問題の核心を把握しておかなければなりません。
解決しなければならない問題に向かうにあたり、経営者の方が陥りやすい思い込みがあります。
1.今までの経営手法や社会常識で問題を解決できるという思い込み
2.「真実」は常に一つ。明確で正義は勝つという思い込み
3.答えが決まっていることを手間暇かけて協議することは無意味という思い込み
4.コンサルタント等の話に飛びつき、技術的、技巧的な方法で解決できるという思い込み
経営者自身の理解、確信、経験則が通用しないことは往々にしてあります。
自分のポリシーを変える必要はありませんが、経営者であれば世の中の動きをしっかりと把握しておかなければなりません。
会社の汚名や風評被害を招かないためにも柔軟性をもって問題解決に取り組みたいものです。
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