Aimパートナーズ総合会計事務所です。

我々中小企業、特に士業の事務所において、役職と職位が連動してしまっているケースが多くあります。

典型的な労働集約型ビジネスである士業事務所では、職位はその人個人の知識や資格等スキルを指すことが多くなっています。

その実態は、役職者であっても部下のマネジメントを行っているわけではなく、業務の面におけるフォローのみで基本的には自分の業務しか行っていないのが大半ではないでしょうか。

これだとうまく組織が機能しません。

「マネジメントスキルがない業務ができるだけの課長」が生まれ、その部下は教育やキャリア支援をされない状況が生まれてしまいます。

ですので役職と職位の切り離しが必要であり、特にマネジメントスキルと業務スキルを分けて評価することが必要となってきます。

採用に関しても、中小企業においてこの「マネジメントスキル」を持つ人材を招き入れることは非常に困難な課題です。

メンバーのモチベーションを高め、成長を促していくサポートができ、なおかつ人望がある…

こういった人材を何人集め定着させることができるか、あるいは教育、育成しながら成長を待つ。

特に我々のような士業業界は資格を持っていたり知識のある者が尊敬されがちですのでさらにハードルは高そうですね。

経営者自身も日々マネジメントスキルを磨いていきましょう。

 

 

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