戦う姿勢
2023年11月10日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
前回のコラムで上司が厳しくなるために何が必要か書きましたが、もう一つ大事なものがあると思います。
所内のミーティングで人材育成について「子育てと多くの共通点がある」と発言した女性社員がいました。
例えば、母親の子供への愛情、これは子供を育てるうえで強力な武器でしょう。
しかし子供に厳しくなれない母親、父親もたくさんいます。
親であれば子供のためなら自分の命と引き換えても惜しくないと思います。
深い愛情を注げば子供は立派に育つと信じ、息子が警察のやっかいになれば「うちの子はそんな悪いことをする子じゃありません!」と息子を必要以上に盲目的に庇う。
そして夫に「どうしてあんな子になったのか・・・・昔はいい子だったのに」と泣いて訴える。
何かのドラマで見たワンシーンですが、こういった母親の愛情表現は本質が自己犠牲です。
それは受け身でしょう。
子供の考え方や行動を変える力はありません。
相手をやさしく包み込むのが愛情であり否定をしませんが、通常人はやさしくされれば相手をなめます。
寛大ならその目を掠めて悪いことをします。
何でも言うことを聞いていればわがままになります。
自分の子をよくしたいなら、愛情の表現を変えることも必要だと思います。
具体的には、悲しむのをやめて攻撃しなければなりません。
息子よりも大きい声で詰め寄る、目をむいて襲いかかる、頬を思いっきり張らなければなりません。
子供が恐怖に顔を引きつらせるまで真剣に戦わなければなりません。
親は子供のために命を捨てるのではなく、命がけで戦うことが重要ではないでしょうか。
会社における上司においても戦いを知らない人が増えているかもしれません。
人材育成において「戦う姿勢」、これが大事ではないでしょうか。
仕事に対する誇りと想い、そのうえに戦う姿勢があれば普通の相手なら立派に育てられる気がします。
ときには「潰す覚悟」も必要でしょう。
人を育てるには「潰す覚悟」に裏付けられた真の厳しさが必要です。
優れた指導者とは、戦う姿勢のバックボーンにこの「潰す覚悟」を持つ人のことをいうのだと思います。
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