育ちたい欲望
2023年11月9日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
面白いアンケートを拝見しました。
入社数か月の新人にアンケートをとった結果「もっと叱ってほしい、厳しく指導してほしい」という声が多かったというものです。
上司は新人に気を使い、やさしく見守っています。
上記のアンケート結果を見て「よし、それならビシビシやってやろうじゃないか」と思います。
しかし現実は思うだけで、上司は叱る能力はもとより本当の指導力がないのでやり方を変えられません。
若い新人は強い「育ちたい欲望」を求めていることを会社は気づかなければいけません。
「育ちたい欲望」があっても、上司は仕事ができなくても慰めてくれるし、失敗しても許してくれ、いつもやさしく迎え入れてくれる。
このことに新人は「自分がだめになってしまうのではないか」と不安を感じていることでしょう。
上司はなぜ厳しくできないのか。
原因は3つあると思います。
一つは上司と部下の間に力の差がないこと。同レベル同士の間には「叱る」というものは存在せず、互いに尊重し合い、遠慮します。
仮に圧倒的な力の差があれば上司は厳しい態度をとることができるでしょう。
二つ目は上司に誇りが足りないこと。
仕事に対する誇りと顧客に対する想いがあればいやがおうでも部下に厳しくなります。
そして三つめは部下に対する思いやりが無いこと。
無関心。無感動。部下を電車に乗っている隣の人と同じように見ています。
よって何も言う気になれない。
思いやりがあれば部下のダメな行いを黙って見ていられないはずです。
上記は管理職の育成に関しても非常に重要な視点だと思います。
検討に値するアンケート結果でしたのでご紹介させていただきました。
ご参考に。
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