働く意味
2023年11月15日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
「なぜ、あなたは働くのですか?」
そう問われたときどう答えるでしょうか。
目の前の仕事に向き合うことに精一杯でそんな哲学的、根源的なことを考える余裕などないかもしれません。
しかし、ふと立ち止まり、静かな場所で自問自答してみることも必要ではないでしょうか。
現代人に「働く意味」を問うと、おおむね以下の回答に集約されるそうです。
① 生活するために必要不可欠なことだから
② 自分の能力を発揮し、成長するため
③ 仕事が生きがいであり、人生を楽しむ手段だから
④ お金をいっぱい稼ぎ満たされた人生を送るため
⑤ 誰か、何かのために尽くし社会に貢献するため
⑥ 堕落しないため
内閣府の世論調査によれば「お金のために働く」割合が約5割と最も多く占めていたそうです。
イギリスの経済学者の方が「生きるために働く必要がなくなった時、人は人生の目的を真剣に考えざるを得なくなる」と言っています。
定年後の人生などを考えるとそうなのかもしれません。
確かに定年後、新しい目標を見つけて生き生き活動する人と抜け殻のようになってしまう人の両方がいるように思います。
また、人事異動、病気、失業、技術革新による環境変化など目まぐるしく変化する現代では、仕事に対するやりがいもある日突然失われてしまうこともあります。
やりがいのある仕事が、ずっと継続される保証はありません。
上記の⑤については「利他」の精神ですが、非常にポジティブな労働観だと思います。
たとえば専業主婦は、お金は稼いでいませんが、生き生きと老後を送るケースが多いと聞きます。
おそらく主婦の労働の目的は利他の精神が仕事の根幹にあるからではないでしょうか。
収入を稼いでいるわけではありませんが、家族を衣食住の面で支え、地域と交わり、未来を担う子供を育てるといった公共性が高い仕事を担っていると言えるでしょう。
つまり、働く動機が「お金のため」や「自己実現」とは異なっています。
「働く意味」に関して何がいいか正解はないかと思いますが、「働く意味」を考えることを通じて自身の「人生観」を見つめることはとても大切ではないでしょうか。
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