経営あっての節税
2023年11月27日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
税理士の仕事をしていると税金を少なくすることばかりを考えている経営者が非常に多いことを日々痛感します。
税をコストととらえれば、利益最大化のためにそれは当然に自然な思考です。
節税も重要ですし、大いに節税をするべきでしょう。
しかし「節税」と「脱税」の線引きを間違えてはいけません。
節税は、正しい目的のもとに、税理士と相談しながら計画的かつ慎重に吟味してから行うものです。
言うまでもなく経営者は事業目的に向かい、企業の持続的成長のために集中し努力することが本業です。
それに対して節税はあくまでコスト軽減等による業績向上のための一つの手段であり、「節税が経営の目的」になってはいけません。
ましてや節税に励んだ結果、経営が楽になるどころか、むしろ危機的状況に陥ってしまうケースが少なくありません。
節税ではなく故意の課税漏れ、つまり「脱税」とみなされればペナルティである重加算税、延滞税、銀行融資の停止、許認可事業の免許取消処分に加えて経営者に「前科」までついてしまいます。
そうなると事業の再起は著しく困難になってしまいます。
ご本人にとっては「脱税」という認識が無い行為でも税務署から不正との指摘を受ける経営者も少なくありません。
事態を回避するには、脱税と節税の違いを正確に理解し、日頃から計画的に節税に取り組むようにしましょう。
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