緊張感をなくした会社
2023年11月13日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
我々は社会保険労務士として企業からの労務相談に日々対応しております。
企業の労務管理に関する相談は本当に多岐にわたります。
一見ささいなことのように思われるのですが、それが会社の業績に大きく関わっていると感じることも多くあります。
例えば、「役職者会議に遅れてくる者がいる・・・・・」
大抵、こういった遅れてくる人は他の会議でも常連です。
自分は忙しく対応事項が多いからやむを得ないと思っていますが、周りはそう見ていません。
会議時間は事前に決まっており、何が起きてもそこに遅れなく出席できるようなタイムマネジメントができない、仕事ができない人という評価でしかありません。
そうした役職者の言動一つ一つが部下へ伝播し会社を蝕んでいきます。
他に緊張感が失われている事例として、
・「ではこうします」と社長が決定しても末端まで伝わらない。歪んで伝わる。「やったか」と聞くと「はい、しかし」、できない理由をぞろぞろ。
・「部長、ちょっと」と社長が呼ぶ。部長は「はい」と返事するが社長室へきて社長の前に立つのは5分後。
・報告書、レポートを社長へ提出。誤字脱字。くどくて要領を得ない。
・急ぎの仕事が入る。社長は「どれくらいの時間で終わる」と聞く。課長は「あと一時間くらいです。」一時間たっても終わらない。「まだか。」「はい、もう少し」
・会社で重要なインシデント発生。部長は部下に対応させる。社長「なぜ部長がすぐ飛んでいかないんだ」。会社の信用をなくすような怠慢を幹部が平気で行っている。
会社の業績がまずまずだと、緊張感がなくなりのんびりしたり、生産的ではない仕事に多くの時間と労力を費やしていることがままあります。
自覚症状がなくゆっくりと蝕んでいき、最後は手遅れに。
そんな事態は避けたいものですね。
気をつけましょう。
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