地獄行きのパスポート
2024年6月20日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
多くの中小企業の実態は、個人商店といえます。
よって個人商店であるから、社長独りの責任が大きくなります。
特に会社の資金に関する責任は社長個人のみが負います。
大企業と中小企業の違いを比較して、社長の責任を考えてみたいと思います。
① 資金調達
大企業は資金調達は株主からの出資ですが、中小企業は社長が個人保証をして金融機関から調達します。
② 責任の取り方
大企業は退職・辞任で責任を取りますが、中小企業は「経営者個人」が責任をとります。
③ 倒産したときの責任
大企業は社長の引責辞任や出資した範囲で責任を取りますが、中小企業は社長の個人資産を没収されます。
債務を抱えて社長が亡くなってしまった場合、財産のみではなく借入金などの債務も相続されます。
上記の通り、大企業の場合は社長個人の財産と会社は一切関係がありません。
引責辞任してほとぼりが冷めた後に別の会社の会長に就任したいることもあります。
これに対し中小企業の社長は、ごめんなさいでは済みません。
各方面からどうやって責任をとるのか詰められ、信用できない人物というレッテルも貼られます。
他に誰も責任をとる人物もいませんから個人財産をなげうっても補償しなければなりません。
その後、再起することは非常に困難となります。
タイトルにも書きましたが、中小企業の社長は「地獄行きのパスポート」を持っているといっても過言でないのではないでしょうか。
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