死刑を担保
2024年11月25日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
前回のコラムでは世界で初めての国家的商法典であるルイ14世商事王令の起草者であるジャック・サヴァリーの言葉を紹介しました。
「商事王令」の内容に関して、正式な名称は「商人の商業のための規則として役立つフランス及びナヴァルの王ルイ14世の王令」という長い名前だそうです。
サヴァリー法典が会計史上画期的なものとして扱われるのは、商業帳簿及び財産目録の規定が。近代国家の法令の中に置かれたことにあります。
中でも特に興味深いのは、同法典の記帳義務は任意規定ではありません。
破産時に「正規の帳簿」を提示できない者は破産を宣告されるばかりでなく、詐欺破産者とみなされ(第11章「破産及び破産犯罪」11条)、死刑に処せられる(同章12条)、という大変厳しいものでした。
つまり、死刑を担保にして、商人に「正規の帳簿」の備付けを間接的に義務付けていたのです。
この規定が現代の日本にもあったのであれば、多数の死刑が行われているかもしれません・・・・・。
適時、正確な会計帳簿を作成しましょう。
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