社長に与えられた権利
2024年11月6日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
労働基準法他、従業員に付与された権利以外に、使用者に対しても様々な権利が付与されています。
日々、業務において就業規則の作成を受けることがあります。
就業規則とは、社長がつくり、従業員に「うちの会社のルールはこうだ」と示すものになります。
しかし、就業規則の作成を依頼されて、社長がその作成を従業員にまかせっきりにしてしまうことがあります。
複数回の打合せにも、一度も顔を見せない社長もいます。
しっかりと事前に社長にはお伝えしますが、従業員に就業規則作成をまかせっきりにすれば、故意かどうかに関わらず自分たちの条件が悪くなるようなものを積極的に作るでしょうか。
生命保険の約款について考えてみましょう。
生命保険の約款をお客さんに作成してもらう生命保険会社はありません。
必ず生命保険会社が作成します。
そのうえで「この条件で良かったら、生命保険に加入しましょう」ということになります。
これが反対だったら、自分に都合よく、保険金が支払われるようルールを作ってしまいます。
就業規則作成は「社長に与えられた権利」です。
従業員にまかせきりにせず、会社や事業に対する想い、経営計画を実現するために取り組まなければならない社内制度を社長自身で制定し、運用していってほしいものです。
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