Aimパートナーズ総合会計事務所です。

ギアリング比率をご存知でしょうか。

自己資本が他人資本の何倍かを示す指標で、負債比率とも言われています。

資本金や利益剰余金などの「返済不要のお金」に対する、借入金、社債などの会社が負っている負債（返済すべきお金）の割合を意味します。

当然ながら、この数字が小さいほど財務安定性が高く、設備投資や人材確保のため賃上げなど資金調達を気にすることなく自己資本で賄うことができるようになります。

ギアリング比率を下げるには自己資本を増やすか他人資本を減らすしかありません。

毎期、利益を計上し続ける会社は自然と内部留保が積み上がりギアリング比率は下がっていきます。

一般的な中小企業にとっては利益を計上しながら内部留保を高めることが王道と言えるでしょう。

無理にギアリング比率を減らすと資金繰りに支障が生じたり、会社の発展を妨げることにもなりかねません。

全体を俯瞰しながらバランスよくかじ取りしましょう。

 

 

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