不正の端緒
2023年7月19日
Aimﾊﾟｰﾄﾅｰｽﾞ総合会計事務所です。
当社では起業支援に積極的に取り組んいます。
独立起業して開業したり会社を設立すると、雇われの身に戻らない限り、ずっと国税当局、税務署と付き合い続けることになります。
そんな経営者と二人三脚で歩んでいくのが我々会計事務所のお仕事です。
税理士はお客様である経営者が適正に申告し、納税することに関し助言、指導をすることが税理士法上定められています。
そのためには、税務調査において調査官がどのように調査対象を選定しているかということも知っておかなければなりません。
調査官はなぜわざわざ税務調査にやってくるのか・・。
それは、調査に行った現場で「端緒」を発見するためです。
「端緒」とは不正を発見するきっかけのことです。
調査官は、調査に行った先で全神経を集中させて、不正発見の糸口となる事柄を探します。
我々会計事務所として、お客様から選ばれる会計事務所を目指すのであれば、この調査官目線や嗅覚を培うことは必須となります。
「あれ？これって・・・・なんかこれでいいのかな？」
あるべきものがなくて、ないはずのものがある場合には厳しいことを進言しなければいけません。
日ごろから些細なものも見逃さないように注意しておくことが非常に重要です。
人間は弱い生き物です。
特に企業経営者を取り巻く環境は、誘惑の多い環境です。
その環境でも多くの経営者の方は自分自身を律し、ときに理不尽、不条理を呑み込み努力されています。
しかし、最後に繁栄し、存続しているのは例外なくそういった経営者の企業です。
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