金融機関の融資の種類
2023年5月12日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
経営者として把握しておくべきであろう金融機関の融資には主に次の4種類があります。
1.証書借入
金銭消費貸借契約書を取り交わして借入する方法です。
返済方法は元金均等払いと元利均等払いがあり、基本的に毎月返済することになります。
一般的に証書借入をするには、不動産などの担保を差し入れるか、信用保証協会の保証を受け、設備資金の借入などのように長期間の返済の場合に利用します。
2.手形借入
手形借入は、借りる企業が直接、銀行に約束手形を振り出して借入する方法です。
返済は半年後あるいは1年後等の手形期日で、利息は通常、借入時に差し引かれます。
運転資金などの短期的に資金が必要な場合に利用されます。
3.当座借越
あらかじめ当座借越契約を結ぶことで、当座預金に預金残高がなくても引き出しができます。
その不足分は借越契約の範囲内で一定金額まで自動的に借入になります。
4.手形割引
受け取った手形を手形期日前に資金化することです。
銀行で手形の割引を行った場合はその手形の期日までの利息として割引料を支払います。
ただし、手形振出人が、不渡り事故を起こしたときには、即座に銀行から手形の買戻しをしなければなりません。
規制緩和による金融の自由化が進み、大企業では社債発行などの直接金融による資金調達が活発化し、メインバンク制度の崩壊などといわれています。
しかし、借入依存型の中小企業では、金融機関と密接な信頼関係を築き円滑な資金調達を図る必要があります。
様々な融資制度や適切な借入方法はぜひ把握しておきましょう。
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