知っておこう!高年齢雇用継続給付~段階的縮小と廃止について~
2023年7月24日
みなさんは高年齢雇用継続給付が縮小・廃止されることをご存じでしょうか?雇用保険の制度であるこちらの給付が縮小・廃止される背景などを基本から学んでいきたいと思います。
【目次】
・高年齢雇用継続給付とは
・支給要件は?
・いつから?
・段階的縮小や廃止について
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・高年齢雇用継続給付とは
高年齢雇用継続給付とは、雇用保険の給付の一つで60歳以上の労働者の継続雇用や再雇用を推進し失業を防ぐために設けられた制度です。
・支給要件は?
簡単に説明すると
➀60歳以上65歳未満の一般被保険者であること
②60歳時点の賃金と比較して60歳以降の賃金が75%未満になっていること
③雇用保険の被保険者期間が5年以上であること
となっていますが、詳しくはコチラをご覧ください。
・いつから?
2025年4月から高年齢雇用継続給付の縮小が始まります。2025年に65歳に到達する人から順次給付率を減少させ、段階的に廃止する方針になっています。
詳しくはコチラをご覧ください。
・段階的縮小や廃止について
2013年の高年齢雇用安定法の改正から、2021年に就労年齢を70歳まで引き上げる改正高年齢雇用安定法が努力義務として施工され、65歳以上の高年齢者でも働きやすい環境が整ってきたため、給付の縮小や廃止が決定したと思われます。
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いかがでしたでしょうか。
今回は高年齢雇用継続給付の基本と縮小・廃止について学んでいきましたが、その他の給付や法改正等、常にアンテナを張り巡らせることや、その申請手続きは簡単なことではありません。
ぜひこの機会に社会保険労務士法人Aimパートナーズへお問い合わせください。
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