名君ではなく正直に言うと暗君
2025年6月19日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
経営とは組織を率いる経営者とその一部を担っている管理者たちによる多くの決断と実行の連続といえましょう。
特に経営者は、会社全体の方向性を決めるような戦略の決断などの大きな決断をする立場にあります。
大きな設備投資、新事業への進出、海外展開、大型買収、組織改革や人事などさまざまな決断をしなければいけません。
そして経営者が決断した方向性に沿って具体的な動きを現場で実行すべく組織としての行動が始まります。
決断の大小はありますが、現場のマネジャーによる、現場でしなければならない決断も多くあります。
こうして組織のさまざまな階層での決断と実行の集合体が会社組織を動かしています。
そうしたなか、経営者が行う決断は組織のさまあまな事情をすべて飲み込み、総合判断したうえで決断しなければいけません。
しかもその結果によって多くの人の人生を左右することにもなります。
まさに決断こそが経営者の仕事でしょう。
中国古代小説の大家、宮城氏は次のように書いています。
「君主は王朝において何をするのかといえば、決断をするだけであるといってよい。
臣下の意見をよくきく君主が名君であるかといえば、そうではない。
すぐれた決断をおこなう君主が名君なのである。
臣下の意見をきくたびに、決断をにぶらせ、迷い、決定をおくらせ、折衷をこころみ、危険の少ない道を進もうとする君主は、はっきりいって暗君である。」
経営者にとって大変参考になる言葉だと思います。
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