安易な債務免除にご注意を
Aimパートナーズ総合会計事務所です。 役員からの借入金が多額となった場合で、かつ繰越欠損金が残っている場合に役員からの債務免除を行う場合があります。 その結果、債務の圧縮と純資産の部の改善につながりますが、下記に注意する必要があります。 ① 贈与税の課税対象に 債務の圧縮と純資産の部の改善により自社株式の価額が増えますので、他の株主の所有す
2024年4月30日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。 役員からの借入金が多額となった場合で、かつ繰越欠損金が残っている場合に役員からの債務免除を行う場合があります。 その結果、債務の圧縮と純資産の部の改善につながりますが、下記に注意する必要があります。 ① 贈与税の課税対象に 債務の圧縮と純資産の部の改善により自社株式の価額が増えますので、他の株主の所有す
2024年4月30日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。 租税回避行為とは何かについて様々な考え方があります。 現在、我が国の租税回避行為に対処する税法の規定としては同族会社の行為計算否認規定があります。 そして租税回避行為には許される租税回避行為と許されない租税回避行為の二種類が存在するとされています。 何がその二つを分かつのか、租税回避行為が許されるか否か
2024年4月26日
「遅刻をすると罰金〇〇〇円」や「会社に損害を与えた際は損害額に関わらず〇〇〇万円の賠償金を払うこと」など、見聞きしたことがある方もいるかもしれません。 ですが、労働基準法第16条では、契約の不履行による違約金や損害に対する賠償金の規定を労使間で定めてはならないとしています。これを「賠償予定の禁止」といいます。 今回はそんな「賠償予定の禁止」についてお話していきます。
2024年4月25日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。 申告納税制度のもとにおける税務申告書は、企業の税法に対する解釈と主張の総合的表現を示すものといえます。 そして第一義的には自らの租税債務を確定する行為であるといえます。 この申告納税制度の前提として、納税者の高い納税意識と税法と公正妥当な会計慣行についての深い理解が必要となります。 しかし現実には税法は
2024年4月25日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。 経営者の方は負けず嫌いの方が多いような気がします。 とても結構なことですし自分も振り返れば負けず嫌いによって道を切り開いてきたような気がしています。 「自分は持っていない」、「あの人はあれができる」と、他人と自分を比べて劣等感を抱く必要はなく、他人に対する過剰な競争心もほどほどに・・・と思います。 度が
2024年4月24日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。 自分の幸せを祈るのは誰もが当然で簡単です。 いつ結婚して子供が何人でいつか独立して社長になる、これは自己実現の計画表に過ぎません。 それ自体は人を幸せにするものではありません。 これに対して経営者は他人の幸せを、自分の幸せと同じように願い、祈る人間のことをいうと思います。 我々会計事務所が、決算対
2024年4月23日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。 「カスハラ」などという言葉をときより耳にします。 顧客や取引先等からのカスタマーハラスメントの略称で、暴言や脅迫、過剰な要求をされたり、商品やサービスに対して不当な言いがかりをつけられたりする迷惑行為を指します。 2019年に法律によりパワハラ防止対策の実施が事業者の義務となりましたが、その翌年2020年には
2024年4月22日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。 もし会社のすみずみまで経営理念が行き渡れば、当然社員が一丸となれる環境ができます。 同じ価値観を共有しているから、誰に指示されることなく自主的に行動し、会社が何のために存在して、何を実現しようと願っているか、それらが理解されている状況ができます。 そのような会社になったら、いったいどれほどの成果を上げられるこ
2024年4月19日
兼業や副業等により二か所以上の事業所で勤務される方もいるかもしれません。 同時に二か所以上の事業所で勤務する方で、それぞれの事業所ごとに健康保険および厚生年金保険(以下「社会保険」という。)の加入している方要件を満たしている方は日本年金機構への届出が必要なのをご存じでしょうか。 今回は、「被保険者所属選択・二以上事業所勤務届」に関してお話していきます。 【目次】
2024年4月18日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。 日常、税務署へ申告する書類を作成するための会計は「財務会計」と呼ばれます。 財務会計は株主や取引先など外部への報告を目的としたものでその内容は各法律によって規制されています。 報告書として厳密なルールに縛られています。 中小企業の感覚では、税務署に報告するためにしかたがなく必要な会計、といえるか
2024年4月18日