仁義道徳の念のない者
2024年12月17日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
渋沢栄一に関しての著書、「生き方を磨く」を読んでいると興味深い一節がありました。
養育院の浮浪少年に関する話ですが、養育院の世話にならなければならない少年は不幸者ばかりで、彼らがこのように陥った原因はいろいろあり、女におぼれた、賭博のため身を崩した、酒によって家の財産を食い潰したというような感心できないこと者の方が多い。
そしてそういった少年たちを統計的に調べてみると一貫した共通点があり、数々ある悪癖の中で最もはなはだしいのは、「自分さえよければ他人はどうでもかまわない」という考え方だそうです。
自分のことばかりを考えていることが、かえって自分のためにならず、不幸に陥る原因となるのであれば、それと反対に客観的にわが身を考える人は他人のためを思うことがかえって、いかにわが身のためとなるか、容易に推測できます。
要するに「仁義道徳の念の無い者は、人生において最後には敗者とならなければならない」。
孔子の言う「忠恕」が人生においていかに必要なものであるか。
2,500年以上前の人々の人情も今日の人情も変わりはないかと思います。
改めて、「論語」を学びたくなるような著書でした。
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