克己復礼
2024年12月16日
Aimパートナーズ総合会計事務所です。
孔子の言葉に「克己復礼」があります。
簡単に言うと、自分のわがままな心に打ち勝って、礼に従っていきさえすれば、世の中は間違えないという意味です。
孔子は自分の存在は社会のためにあるものだという客観論者で、「己れに克ちて礼に復れば天下仁に帰す」と言っています。
人生の目的は社会のため、他人のために考えることだと読むことができます。
また、アメリカの大富豪、カーネギーはその著書で「自分一人だけでかなえられると思うのは大きな誤解である。自分一人だけの知恵によるものではない。だから人は社会の恩恵を忘れてはならないのである。いかに自分一人で蓄積した資産だとはいえ、これをその血統の者にばかり譲り渡すのははなはだ不当で、社会の恩恵を想えばこれを一般社会にも分けるのが当然である。」
そして「この意味からすれば、相続税は取れるだけ高く徴収するがよい。そしてその資産を一人に私有させることなく、広く社会にも分配するようにしなくてはならない」と相続税に関する論文で述べられています。
相続税を用いて社会への富の再分配を強化する考えですね。
孔子の思想にも一致しそうです。
しかし、数人が世界の富の半分を持つ現実社会は真逆の状態になっている気がします。
人生観から税制まで、経営者として考えさせられることが多い現代だと思います。
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